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  前回に引き続き、ダイエット関連で「運動」の最新トレンドを紹介します。

まず、有酸素運動について。
脂肪燃焼といえば、有酸素運動は有名ですね。エアロビクスやエアロバイク、ジョギングなどで20分以上(実際は20分を切っても効果があります)やって、脂肪が燃え出すという理論です。
たしかに、脂肪を燃やすには、酸素を使って体脂肪をエネルギーに変えると減ります。余談ですが、酸素カンを1ヶ月コンスタントに吸うだけで、体脂肪が2%も落ちたというデータもあるくらいなので、酸素の脂肪燃焼効果はスゴイかもしれません。
ただ、有酸素運動も短期的にはいいのですが、継続するとかえって太りやすい体質になるという可能性がいわれています。有酸素運動のキングといえばマラソンですが、マラソン選手はオフになると太りやすいというのは有名です。なぜかというと、体が長距離を走るために、省エネモードの体質になってしまいます。省エネとは聞こえはいいけど、なるべくカロリーを使わず(脂肪を燃やさず)に、長距離を走れる燃費のいい体質になることです。 だから、オフに走らないと、食べたカロリーをうまく使ってくれないので太ってしまうというわけです。

ちなみにフルマラソンの消費カロリーは約2400kcal。(例/体重60kgの男性が4時間で走ったデータ。)燃えた脂肪は343g程度。霜降りお肉、350gを想像しましょう。
2400kcalといえば、メロンパンやシナモンスコーン約5個分です。 女子ランナーブームですが、走るつらさと食べる楽しさを考えると、悲しい数字ですね。

次に、芸能人の間でも話題沸騰なのが、「加圧トレーニング」。短い時間のトレーニングで効果があると評判です。
これは、筋肉トレーニングに属し、無酸素運動になります。酸素がなくて脂肪が燃えるのかというと、筋肉が増えると代謝がアップし、勝手に脂肪が燃えやすい体質になるのです。マラソンのように省エネモードになるのではなく、浪費モードになるのが筋トレです。
筋肉が増えると体重が増えますが、体脂肪は落ちます。そこは間違えないでくださいね。
痩せるとは、体重の減少ではなく、体脂肪量の減少をいいますから。

さてその「加圧トレーニング」ですが、開発者のサトウスポーツプラザのホームページからその理論を引用すると、
「加圧トレーニング」とは、文字通り圧力を加えた状態でするトレーニングのことです。
腕の付け根と脚の付け根に適正な圧力をかけて血流を制限します。この状態でトレーニングをすると、少ない負荷のトレーニングでも大きな効果が得られるのです。
ポイントは“適正”に加圧することで、血が止まってしまうことはありません。適正に血流を制限すると、腕や脚に血液がプーリング(滞留)していきます。
すると、行き場を失った血液は今まで血の流れていなかった場所に流れるようになります。 東京大学の石井直方教授らの研究を通して、体はきついトレーニングを続けたときと同じ状態になっていると考えられています。 この状態でトレーニングを行うと、軽い負荷でも大きな負荷をかけたときと同じ効果が得られるのです。
さらに、脂肪を燃焼させたり、肌の弾力を維持させたりする働きのある、成長ホルモンの分泌量が増大します。
除圧後は血行がよくなるので、冷え性の改善や肩こりの緩和も期待できます。
という優れたトレーニングです。ですが、素人が勝手にバンドを巻いてやるのは血管を痛めるので危険です。「加圧トレーニング施設」でトレーナーのもとやりましょう。

「加圧トレーニング」理論を応用して、自分でもできるのが、「スロトレ」です。前出の石井直方先生の理論で、スクワットなどをゆっくり行い、ロック(関節を伸ばしきらない)せず、つねに筋肉に負荷をかける方法です。ちゃんとやると結構きついですよ。脂肪を効果的に燃やすには、この「スロトレ」のあとに有酸素運動をします。そうすると脂肪代謝量が上がったというデータが出ています。
まったく、効果的に痩せるって、科学ですね・・・